FXで稼げない人の中には常に負け癖がついている人がいます。このような人の特徴としてはFXで稼げないだけではなく、仕事も家庭も上手くいっていない事が多いようです。
反面、FXで勝ち癖がついている人は不思議なくらい仕事も順調で、且つ、家庭も円満な人が多いのですがこの違いはどこにあるのでしょうか?
お金がある人には「稼げる情報」が集まり、お金の無い人には「稼げない情報」が集まります。
この様な事も「勝ち癖と負け癖」に原因があるのかも知れません。
そこで今回は「勝ち癖と負け癖」について考えたいと思うのですが、記事の後半では「勝ち癖の取り戻し方」についても解説をしたいと思います。
【負け癖(ぐせ)】の人に多い考え方
トレードをする際、誰もがロングかショートのいずれかでエントリーをします。
いずれにしてもエントリーの時には勝てる根拠があってエントリーをする筈です。
しかし、「負け癖のある人」はエントリーをした途端、自信を無くしてしまい「まぁいいや・・」「どうせ勝てないかぁ・・」などと、直ぐに悪い事を考えてしまって負けてしまう人が多いのです。
逆に、この様な人を勝ち癖がある人からみてみると「えっ?そこで損切するの?」とか、「利確早くない??」などと感じます。
本来、トレードはエントリーをする時点において「常に上がるか下がるか」の二択しかありません。
稼げる人と稼げない人ではエントリーに「大差」は無いはずなのですが、勝ち癖がある人と負け癖がある人はエントリー直後の「考え方」に違いがあるのかも知れません。
FXで稼ぐには「損小利大」が重要と言われますが、負け癖がある人(稼げない人)ほどエントリー直後に自信を無くし直ぐに利食いをしてしまうのです。
そして、勝率が高い手法を手に入れたとしても、結局稼げないのは「損大利小(そんだいりしょう)」のトレードをしているからなのです。
【負け癖】からの脱却は日常の「ことば」を見直す
少し話は変わりますが、皆さんは「吐(はく)」と言う漢字をご存知でしょう。
口へん(くちへん)に、+(プラス)と-(マイナス)を合わせて出来た漢字です。そして、この「吐」から-(マイナス)を取り除くと「叶(かなう)」という漢字に変わります。
トレードをしていて不安になる事は誰にでもあります。しかし、それを口にするかしないかでは大きな差が生まれるのです。
FXで稼いでいる人(仕事も家庭も順調な人)は、あまり-(マイナス)な事を口にしません。
FXで稼げない人(仕事も家庭も上手くいかない人)は、-(マイナス)な事を口にします。
このことを日常生活において少し意識をするだけで、今後のトレードにも影響が出てきます。
「どうせ勝てない」「自分には稼げない」とばかり口にしていても誰も助けてくれませんし、急に稼げるようになる事もありません(高勝率手法を手に入れても同じ)。
「FXで稼ぎたい」のであれば、口からマイナスな事を言うのをやめて、自分の夢をFXで「叶」えれば良いのです。
私事ですが、サラリーマン時代に「お前には営業は出来ない・向いていない」と言われた事があります。
しかし、何度もトップセールスの舞台(表彰)に上がりました。
言うまでもなく、「営業なんて簡単」「自分はトップになれる」「いっぱい稼げる」と言い続けた結果がそうなったのです。
もちろん、専業トレーダーになった今でも「自信」しかありません。私は、口からマイナスを取り除く事で、多くの事を叶えてきました。だから、これから先も大丈夫だと確信しています。
トレードスキルが不足していても、トレードで思わしくない結果が出ていたとしても、先ずは「口からマイナスを吐く」事をやめるだけで、この先のトレード人生が大きく変わる筈です。
トレード方法を見直す?前に、稼げない人は是非とも実践してみてください。
【勝ち癖】を身につける3つの方法
負け癖がある人の特徴をご理解頂けたかと思いますが、【勝ち癖】のある人は言うまでもなく「その逆」の事をしています。
しかし、それだけでは【勝ち癖】を手に入れるのは難しいので、ここでは具体的に何をすれば身につくのか?について解説を致します。
マイナスの言葉を絶対に言わない
これは、先に解説をした事の補足になるのですが、お金が無くても「無い」と言ってはいけません。
「お金が無い」を口癖のように言っている人は、「今は手元に無い」と言っておきましょう。
少しづつでもプラスの言葉に近づける努力は必要です。
数回のトレードで負けても「負ではない」と気づくこと
新しい手法やチャートを使う事で、最初は誰でも期待を持っていると思います。
しかし、多くの人は「少しの連敗」でこの手法は勝てないと諦めてしまいます(※心当たりがある人はこちらへ)。
ここで大事なのは「負け」を「経験」として考える事が出来るかです。
「負け」と認めてしまうと、その手法を検証することもしないでしょう。しかし「経験」と捉える事ができればその手法を「検証」する筈です。
検証することで同じ過ち(負け)を回避できる可能性があるからです。その経験と検証を繰り返す事で【勝ち癖】は手に入ります。
トレードで負ける事は誰にでもあります。ただ、勝ち癖のある人は「負ではない。経験だ。」と分かっているのです。
繰り返すのみ
トレードも仕事も上手くいかな人は「直ぐに負けと認めてしまう」のですが、大事な事は「成功するまで繰り返す」事です。
こんな事を言うと【負け癖】のある人は直ぐに「証拠金(お金)がそんなにない」と言います。
勝つ事(稼ぐ事)ばかり考えているので、額面(証拠金の多少)でしか考えていないのです。
証拠金(お金)が無いのであれば、なぜ?ロット数を下げる(1000通貨:0.1lot)事や、ハイレバレッジ(※お金が無いからハイレバレッジを選ぶのは常識)を考えないのでしょうか?
1トレード数十円の損益かも知れませんが、繰り返す(検証)には充分だと思います。
【勝ち癖】とは「負け」で終わらせるのではなく「勝つ」まで検証する事で身につくのです。
勝ち癖をトレードで取り戻す方法
具体的な手法についての解説は難しいのですが(※知りたい方はこちら)以下の様に考える事で【勝ち癖】は身につきます。
1)負けている人は、1トレードで10pipsの利益を取るのが難しいと思っています。
2)しかし、0.1pipsの利益なら「取れそう」と思います。
3)大きな利益を取る事ではなく、毎回のトレードをプラスで終わらせる事だけを考えてトレードをする。
この方法は「損小利小(そんしょうりしょう)」にはなるのですが、要するに「チキン利食い」をするという事です。
チキン利食いをすると稼げないと思うかも知れませんが、勝ち癖がついているとチキン利食いでも充分稼げます(※チキン利食いの優位性)。
ただし、リスクリワードは無視できませんので、最初はR:R=1:0.6ぐらいがおすすめです。
スプレッドの狭い通貨を選べば、インジケーターの逆張りだけでも+0.1pips程度なら、初心者でも稼げる筈です。
大きく勝つ事よりも、小さい勝ちを積み上げる事に意識を向ける事で、不思議と勝ち癖が身につきます。※勝ち癖を身につける3つの方法も忘れずに実践する必要はありますのでご注意を。
★どうしても+0.1pipsの利益が取れない方はお問合せください。
まとめ
自身が発する「言葉」が全ての原因とまでは言いませんが、マイナスな事を口にすることにメリットはありません。
勝てないと言い続けても、勝てるようにはなりません。
お金が無いと言い続けてもお金は増えません。
勝てない・お金が無いと言っているから「そうなっただけ」なのです。
負け癖がついている人は「勝てない」とか「お金が無い」とよく口にしますがそれが原因だと言う事に気づいていないのです。
この記事を読んで下さった方で、負け癖がついている人や稼げない方人は騙されたと思って、一度取り組んでみては如何でしょうか。
お金がある人が「ポジティブになる」のではなく「ポジティブだから」お金があるのだと思います。
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