表現の違いで捉え方が違ってくると思いますが、「FXで勝ちたい」と「トレードが上手くなりたい」はどちらも「稼ぎたい」って事だと思います。
表現の仕方にこだわるつもりは無いのですが、勝つ為に練習(実トレ)をすることは決して悪い事ではありません。
そこで今回は、どうすればトレードが上達するのか?について考えてみたいと思います。
10000時間(いちまんじかん)の法則
この記事を読んで下さっている方も「1万時間の法則」を聞かれた事はあるかも知れません。
「ある1つの分野で成功し、一流になる為には1万時間の練習と努力が必要」
ある学者が提唱した法則です。
何となく「そうかも。。。」と思う人は多いかも知れませんが、本当に1万時間練習を重ねる事で上達するのでしょうか?
結論から言うと。
「なかには、そうなった(成功・上達)人も居る」と言う方が現実的だと思いますが、そう思うのは私だけでしょうか。
もし、1万時間の法則が本当に正しいのであれば
・平日、毎日8時間の練習を5年近く続ければ一流になると言う事になります。
そう考えると20年もトレードをしている私は「超一流」かも知れませんが、必ずしもそうなるとは限らないのです。
次にその代表的な例をご紹介したいと思います。
一万時間の法則を見事に否定した寿司職人たちの伝説
今から6年程前の事です。
開店からわずか11か月のすし屋が「ミシュランガイド京都・大阪2016」に掲載された事をご存知でしょうか?
当時は頻繁にメディアで取り上げられていた事もあり、「聞いたことはある」と記憶にうっすら残っている方もいるでしょう。
そして驚くべきことは、このお店の寿司職人全員が「経験1年未満」と言う事です。
なぜ?こんな奇跡が起こったのでしょう?
この答えは、このすし屋の寿司職人全員が「同じ調理師学校で学んだ生徒と卒業生」だったというものです。
しかも、研修期間はわずか三ヵ月という超短期集中の研修だったそうです。
ここまで聞くと、「1万時間の法則」の信憑性は薄れてしまっているのでは無いでしょうか。
石の上にも三年
「石の上にも三年」誰もが一度は聞いたことのある「ことわざ」だと思います。
誰でも最初は辛いが、三年も経てば報(むく)われるといった意味です。
情報が乏しかった昭和の時代は、誰もが疑わずこれを信じていたと思います。
しかし、寿司職人の例が示すように、今の時代は「時間重視から効率重視」へと変化を遂げています。
いかに効率よく学べるか?が成功のカギを握っているのは間違いないでしょう。
効率よく練習(実トレ)が上達の近道
ここまでくると、効率が重要だという事が理解できたと思います。
そしてトレードの上達に必要不可欠なのは「スキャルピング」だと思うのです。
※わたしが「スキャル」を選ぶ理由。
スイングやデイトレでは、実際のエントリー回数がとても少ないのですが、スキャルピングは一日に何回もエントリーが出来ます。
もちろん、何度もエントリーをするので負ける事も多くなりますが、「最初は少額」で取引を続けていけば良いだけで、勝てるようになってから徐々にlot(ロット)を上げれば良いのです。
こうすればリスクヘッジが出来るうえ、負た分も直ぐに取り返せます。
まとめ
最後にFXで勝つ為にはどうすればいいのか?を簡単にまとめます。
1)誰から学ぶか?何から学ぶかが重要。
2)時間ではなく効率が重要。
3)効率よく実戦(実トレ)し、経験値を上げる。
この3つを繰り返して行う事が常勝トレーダーへの近道かも知れません。
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