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【チキン利食い】がどうしても治らない多くのトレーダーへ

考えかた

FXトレードを「さぁ、はじめよう!」と思っている方はぜひとも知っておいてください。

FXの世界では「様々な病気」が常に流行しているという事を。

過去の記事で少し触れましたが、その中でも感染力が強く最も重い病気の一つがポジポジ病(※治療したい方はこちら)です。

先に、ポジポジ病を簡単にご紹介しておきます。

★主な症状

常にポジションを持っていないと落ち着かない。(ロング・ショート問わず)

★感染の疑い

1)負けが続いた時に「取り戻そう」と考えてしまう。

2)プロトレーダーは、もっとたくさんエントリーしているはずだから自分も頑張らないと!と思い込んでいる。※注:プロのトレーダーはエントリー回数は少ないです。関連記事はこちら。

3)エントリー根拠のない無駄なエントリーが多い

これら「3つの感染の疑い」一つでも当てはまる方は「ポジポジ病」に感染している可能性はかなり高いと考えて下さい。

また、この病気に最もかかりやすいのは、免疫力のない「初心者トレーダー」だと言う事もここでは覚えておきましょう。

さて、前置きが長くなりましたが、今回はFXで利益を上げる為に最も重要な「損小利大(そんしょうりだい)」の妨げとなる「チキン利食いという病(やまい)」について、解説をしたいと思います。※筆者はこの病(やまい)と共存しています。

初心者トレーダーの方は是非、最後までお付き合いください。

「チキン利食い」をしてしまう人間の心理とは?

この人間の心理については、プロスペクト理論(※プロスペクト理論に関する記事)で、おおよそ全ての事が説明されているのですが、簡単に言うと「人間は、利益は早く確定させたいが、損失は現実としてなかなか受け入れない」生き物なんだそうです。

そして「利益を早く確定させたい」と考える、この心理が招く行動こそ、チキン利食いなのです。

ただ、チキン利食いは投資の世界に限った事ではありません。

例えば。

・「ダイエット」をしているにも関わらず、「小腹がすいたから・・・」と言いつつ、つまみ食いしてしまう。

・彼女にサプライズでプレゼントを用意したにも関わらず、我慢できず先にしゃべってしまう。

・本当は飲んではいけない(お酒)のに「一杯だけなら・・・」と、飲んでしまう。※飲酒運転は犯罪なので絶対にやめてください。

・自分は知っている「映画やドラマのラスト」を、知らない妻や彼女にしゃべってしまう。

など、日常生活の中ではこの様な事がとても身近に起こる?のですが、この様な行動こそが「チキン利食いをしてしまう人の心理」と類似した行動そのものなのです。

例にあげたこと以外にもよく似たケースはあると思うのですが、これらの事が少しでも当てはまるひとは「チキン利食い予備軍」なのかも知れません。

「チキン利食い」がダメ?な理由

一般的に「チキン利食い」と聞くと、悪い方のイメージをもたれがちですが、その理由は、勝てる時に利益を伸ばさないと稼げないからです。

では、簡単にそのシミュレーションをしてみたいのですが、ここでは「リスク・リワード」がとても重要なカギを握っています。※リスク・リワードはこちら

※試算条件:10回の取引をした場合。

ケース1)

勝率50%の手法 損切は5pips 利確は8pips 「リスク 1: リワード1.6」 

★チキン利食いしない人 

損益 5pips × 5回(勝率50%)=25pips → -25pips

収益 8pips × 5回(勝率50%)=40pips → +40pips

この場合、10回取引を行うと+15pipsの利益が期待できる事になります(これを期待値と言います)。

チキン利食いをする人 ※条件は↑と同じでも利食いが早い人の場合。

損益 5pips × 5回(勝率50%)=25pips → -25pips

収益 3pips × 5回(勝率50%)=15pips → +15pips

勝率は同じですが、利確が早いので期待値は-10pipsまで下がってしまいました。

ケース2)

勝率60%の手法 損切は5pips 利確は8pips 「リスク 1: リワード1.5」※勝率だけを変更

★チキン利食いしない人 

損益 5pips × 4回(勝率60%)=20pips → -20pips

収益 8pips × 6回(勝率50%)=48pips → +48pips

この場合、10回取引を行うと+28pipsの利益が期待できる事になり、勝率が上がった分だけ獲得した pips も増えました。

★チキン利食いをする人 

損益 5pips × 4回(勝率50%)=20pips → -20pips

収益 3pips × 6回(勝率60%)=18pips → +18pips

勝率の高い手法を使っても、結果は-2pipsとなるので、これでは稼げない事がわかります。

この結果から2つの事を学ぶ。

1)リスクよりもリワードが下回ると、稼ぐことは難しい。

2)勝率が高い手法でも、利確が早いと稼げない。

★★★この2つはとても重要な事なので、ここでしっかり覚えてください。

「チキン利食い」を克服する方法

チキン利食い(利確がはやい)が、如何に収益と直結しているのか?をご理解頂けたでしょうか。

では、これを克服できる方法は無いのか?についてここでは解説したいと思います。

1)エントリーした後は、チャートを見ない。

この方法は、世間ではよく使われている?かも知れません。

要するに、エントリーをする時に「損切と利確」の注文を入れておき、約定(決済)するまで放置する方法です。

この方法だと、確かに「リスク・リワード」通りの結果にはなるのですが、「放置する」事に抵抗がある人だと採用するのは難しいかも知れません。

2)自動売買を使う。

自動売買とは、トレードそのものをシステム化(※難しい事は省略します)する事で、あらかじめ決められたトレードルールで、エントリーから決済までを自動で行う取引の事を言います。

自動売買のメリットとしては、仕事中や就寝中でも継続して取引をしてくれるので、システム化したものが現在の相場に合えば、放置していても十分な利益を得る事が出来るのです。

しかし、自動売買のデメリットは、ファンダメンタルズに弱い点です。

例えば、注目度の高い「経済指標が発表」される際、価格が乱高下することがあるのですが、自動売買の場合はそれに対応できないのが弱点となります。

その為、経済指標発表前は注意が必要となります。

3)メンタルを鍛える。

そもそもチキン利食いをするのはメンタルに大きな原因があるからです。

だったらそこを「鍛えれば」と言う人も多いのですが、そんな簡単に出来るのでしょうか?

楽しくても → 笑うな!

辛くても → 我慢しろ!

悲しくても → 泣くな!

勝っても → 喜ぶな!

負けても → 気にするな!

この様な感情を持つなと言う事になります。※あくまで「トレード中は」と言う事です。

普通の人に「これをやれ」と言っても難しいと思うのですが、如何でしょうか?

多くの人はこれが出来ないから、プロスペクト理論と言うものが成り立つのだと思います。

この様に、巷(ちまた)ではチキン利食いの克服方法なるものがいくつか紹介されているのですが、私の場合、克服するにはどれも難しく、20年もトレードを続けた今でもこの病気?を患っているのです。

「チキン利食い」と共存する方法?

ここまで、「チキン利食いをしていると稼げない理由」や、それを「克服する方法」について解説をしてきましたが、前述した通り、私は「チキン利食いを克服できず?」に20年もの間トレードをし続け、挙句の果て(あげくのはて)(※外部リンク)には専業トレーダーにまでなった変わり者です。

しかし、必ずしも「チキン利食いが100%ダメ」とも言い切れないと思うので、ここから先は「私の持論」である「チキン利食いと共存する方法」を、1つの考え方として解説したいと思います。

1)プロスペクト理論を理解し、それに逆らわない。

私は、損をしたくないし、利益も早く確定させたい(※その心理はこちらといつも考えています。※本能に逆らわず、感情に身を委ねたトレード方法です。

その結果、なるべく損をしない方法を考えました(※その方法はこちら)。

2)リスク・リワードが悪くても、勝率が高ければ稼げる。

勝率が高くてもリワードが低いと稼げない例を先ほどご紹介しましたが、私の考え方は「負ける勝負をしなければ勝てる」です。

100%勝てる方法が無くても、90%勝てる方法はるかも知れない!といつも考えていました。

それが、私の中では「スキャルピング(※スキャルをする理由はこちら)」だったのです。

明日の天気は分からないけど、10分先の天気なら「空を見れば何となくわかりそう」だからです。

3)利確の方法

「チキン利食い」をするのですが、私の利確はローソク足を見ないやり方です。

チキン利食いを克服する方法の 1) と同じ?と思われそうですが、厳密に言うと「ローソク足以外を見る」と言う事です。

スキャルピングの場合、1分足や5分足といった短いローソク足をみるのですが、時間足が短いと、少ない値動きでも「一時的に乱高下したように見えてしまう」ことがあり、その結果、チキン利食いになりがちです。

だったら「ローソク足をみなければ良い」と考え、今でも利確の際はインジケーターしか見ていません。

これらの手法が私のトレードスタイルですが、もう一度整理しておきます。

1)損切は極力浅く(なるべくならしたくない)、利確は早くする。

2)リスク・リワードが低くても、勝率でカバーする。

3)利確はインジケーターを使う。

このようなトレードスタイルは、どちらかと言うと世間では否定的かも知れません。

しかし、私は「ストレスが少なくて、勝てる方法があるならそちらを選びたい」と常々考えていましたので、その結果が今のトレードスタイルになったのです。

まとめ

FXの世界では90%の人が勝てないと言われますが、その理由は、人間が生まれ持っている「心理的なもの」にあるのでしょう。

ただそれを変えるには、「かなりの努力と勉強」が必要になる事は、イメージが出来きます。

だとすれば、「そのままの自分で勝てる方法はないのか?」を考えた結果が、私の場合は「チキン利食いとスキャルピング」だったのです。

また、90%の人が勝てないなら、世の中のFXの知識の90%は役に立たないのでは?とも考えていたこともあり、私のトレードは全て「独学」です。

「独学が理由」で、私のトレード方法を否定された事はこれまでに何度もありますが、FXで私の周りに生き残った人は誰一人居ません。

それが答えだと今では確信しています。

わくとんFXブログでは、初心者トレーダーの方や経済的な理由を抱える女性FIREを実現させたい若い世代の方を応援したいと考えています。

コミュ障を抱える筆者が選んだ社会貢献の方法なのです。

ブログや、ツイッターを通じて、少しでもFXトレーダーのお役に立てればと考えていますので、これからも地道に更新を続けていこうかと思います。

この記事が少しでも、FXトレーダーの方の参考になれば幸いです。

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この記事を書いている人
わくとん

専業トレーダーの「わくとん」です。
トレード歴は20年になります。
ポジションを長く持つのが苦手なので、チキン利食いとスキャルをこよなく愛しています。
プロではない?と自分では思いますが、初心者にFXを教えることは得意です。

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