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【重要】FXで勝てない人が知らない海外FX口座の優位性

知ること

2022年から、高校の家庭科の授業で金融教育が始まります。

日本は、アメリカやヨーロッパ諸国と比べると、圧倒的に金融に関する教育が遅れているのはご存知でしょうか?

「日本の教育が金融に対して遅れている」と思わざるを得ない典型的な例として。

お金儲けの話しは品がない
人前でお金の話しはするものではない
投資はギャンブルと一緒だから辞めなさい

この様な事を言われたり、聞かれたこは少なからずともあると思います。

しかし、これはごく自然な事で、要するに「教育を受けていない」からなのです。

老後の資金不足が呟かれる昨今、ようやく日本でも金融教育が始まるようですが「家庭科」で教える?って本当に大丈夫かな?と心配になりますね。でも無いよりはマシかも知れません。

そこで今回は、間違った知識で誤解されやすい海外FX口座について、解説をしたいと思います。

海外FXに口座に対する「誤解と偏見」

一般的言われる海外FX口座に対しての悪いイメージをいくつかあげてみます。

1) 海外FX口座は大丈夫なのか?不安
2)ハイレバレッジはリスクが大きすぎる
3)出金できない
4)何となく国内業者の方が安心

多数派の意見としてはこれくらいでしょうか。

私も最初「海外FX口座」と聞いた時は不安や偏見を持っていましたが、正しい情報を理解することでその不安と偏見が解消されました。

先ずは例にあげた4つの項目について悪いイメージと実際はどの様に違うのかを解説して参ります。

海外FX口座に対する不安

「日本は島国」なので、海外と聞くと色々な場面で不安を持つ人がいます。

そして海外FX口座と聞くと、海外?FX??口座???この言葉だけで3つも不安材料が出てきてしまうのですが、その海外業者について先に触れておきたいと思います。

金融ライセンスを取得している業者なら大丈夫

「金融ライセンス」」とは簡単に言うと、金融業の営業許可を金融監督機関から認可されているという事です。

注)中には金融ライセンスを持たない業者もいるので、ここは必ず確認が必要です。

・金融ライセンスの審査について

審査については下記のような項目があります。

  1. 企業の資金力は大丈夫か
  2. 顧客資金管理について(信託保全など)
  3. コンプライアンス遵守における企業の体制
  4. リスクについての管理体制等
  5. 顧客に対してのリスク開示

以上のような厳しい審査をクリアして金融ライセンスを取得しているのです。

要するに「金融ライセンス」の無い業者がいるので、そこを注意すれば大丈夫だという事です。

ハイレバレッジのリスクについて

海外FX口座の最大の魅力といえばレバレッジの高さだと思います。

しかし、このレバレッジの高さ(以降:ハイレバ)がリスクだと考えている人が余りにも多いのです。

・ハイレバをリスクと考える背景

日本も昔はハイレバ取引が一般的だったのはご存知でしょうか。

400倍とか普通にどの業者も扱っていたのですが、ではなぜ今は25倍が最大になったのかを簡単に説明をしておこうと思います。

レバレッジは倍率が高いほど、少ない資金で多くの取引が出来る為、多くの人がFXを始めました。

しかし、ある金融不安から価格が暴落してしまい、資金が底をついた人たちが借金を背負うこととなり、破産する人が続出したのです。

国もこれを見逃すわけにはいかず、レバレッジの規制に乗り出し、現在の25倍になったのです。

その為、ハイレバ=リスクと考える人が多いのですが、ここで金融教育を受けていな日本人の弱さが出てくるのです。

ここから重要な事を説明しますので、しっかり考えてみてください。

★レバレッジの考え方。

①ハイリスクと言う人の考え方 ※レバレッジ25倍で計算

10万円の資金がある人は、10万円 × 25倍の取引が出来る。

10万円 × 25倍 = 250万円。 → 多くの人がこう考え破産する。

②リスクヘッジ(リスクを回避)の考え方。 ※レバレッジ25倍で計算

10万円の資金があるので、10万円 ÷ 25で取引ができる?

10万円 ÷ 25 =4,000円 → 4000円のリスクで取引をする。

この違いがとても重要なのですが、もう少し掘り下げて解説します。

上記の例を具体的に計算してみたいと思います。※レバレッジ計算はこちら。

計算条件 ドル円レート:100円 1lot(10.000通貨)とし、1pipsの値動きに対して100円の含み益・含み損を抱えるものとします。

①の人の場合。レバレッジは25倍。

 (100円【ドル円レート】×10,000通貨)÷ 40,000円(証拠金) = 25(レバレッジ)
※40,000円はレバレッジが25倍となるように先に算出した金額です。

つまり、この人は40,000円(証拠金)を入金することで1lot=100円の取引が出来る。

この人が得る損益とリスク

1pipsのプラスで100円の利益。 1pipsのマイナスで100円の損益。

・価格が暴落したときに負う最大リスク。 40,000円(証拠金)
※注)国内業者の場合は40,000円以上のリスクを負う場合があります(注1)。後半部分で説明。

②の人の場合。ハイレバは500倍。

(100円【ドル円レート】×10,000通貨)÷ 2000円(証拠金) = 500(レバレッジ)
※2,000円はハイレバが500倍となるように先に算出した金額です。

つまり、この人は2,000円(証拠金)を入金することで1lot=100円の取引が出来る。

この人が得る損益とリスク

1pipsのプラスで100円の利益。 1pipsのマイナスで100円の損益。

、価格が暴落したときに負う最大リスク。 2,000円
※海外業者の場合、ゼロカットシステム(後半で説明)があるので、最大リスクは2,000円だけ。

①の人も、②の人も、取引をすることで得る損益はいずれも同じです。 1pips ±100円です。

しかし、①の人の場合、レバレッジは低い(25倍)のですが、最大4万円のリスクを負っていることが分かります。

②の人の場合は、レバレッジは高い(500倍)のですが、最大2千円のリスクを負っていることが分ります。

レバレッジ計算を知りたい方はこちら。

この計算から分かる事は、レバレッジの高さは「×(かける)」として使うのでは無く「÷(わる)」事で、リスクを軽減させることが出来るという事です。

明らかに②の人の方が、リスクヘッジできている事がわかります。

③ハイレバをハイリスクと言う人の場合。レバレッジ500倍。
※①の場合と同じ40,000円(証拠金)で買える lot数を計算。

購入可能 lot数 = (40,000円【証拠金】× 500【ハイレバ】) ÷ 100円(ドル円レート)

=200,000通貨(20lot)が購入可能となります。

つまり、この人は40,000円(証拠金)を入金することで20lot=1pips 2,000円の取引が出来る。

この人が得る損益とリスク

1pipsのプラスで2,000円の利益。 1pipsのマイナスで2,000円の損益。

、価格が暴落したときに負う最大リスク。 40,000円
※海外業者の場合、ゼロカットシステム(後半で説明)があるので、最大リスクは40,000円。

1pips±2,000円の取引ですから、この人の場合、マイナス20pipsで破産することになります。

少し長くなりましたが、計算例にあげた①~③のケースで、誰が一番リスクが少ないか?が分かったと思います。

ただ、③の人も「勝てそうエントリーポイント過去の記事はこちら」があるなら、トレード手法としては全然OKだと思いますが(私はこれを続けています)。

しかし、レバレッジの間違った解釈をしている事で、実は一番リスクの大きい取引をしている人が実に多いのです。

これこそが、日本が金融教育をしてこなかった副作用なのです。

出金(しゅっきん)出来ないと聞いたことがある

これも確かに耳にする話だと思いますが、結論から言うと。

「金融ライセンスの無い業者」の場合は、可能性としては考えられます。

しかし、1)で解説したように「金融ライセンス」を取得するにはとても厳しい審査をクリアしなければならず、もしその業者がこのようなトラブルを起こしてしまうと「ライセンス剥奪」されかねません。

そんなリスクを冒してまで「出金をしない」トラブルを起こすのでしょうか。

ただ、例外的に高額出金(億単位)の場合は、手続きが遅れる事はあるようです。

したがって、1)の場合同様、口座開設にあたっては「金融ライセンス」は必ず調べる必要があるという事になります。

国内業者の方が安心?

実はここが一番見落としがちなところなのですが、何となく「国内は安心」と考えている人が多いのですが、ケースバイケースだと思います。

2)で解説した中で(注1)40,000円以上のリスクを負う場合がありますとありましたが、ここからは、その事について解説致します。

・2015年1月15日に起こったスイスフランショック※外部リンク

詳しい事は、リンクからお好みの記事を探していただければと思うのですが、この日に起こった事を一言で説明すると。

スイスフラン/円が20分間の間に約3,950pips上昇したのです。

これはFXをしてきた人なら誰もがしっている歴史的な相場でした。

そしてここで発生した大きな問題は、スイスフラン/円をショートで持っていた人とごとくロスカットされた事なのです。

これを聞いてロスカット程度なら仕方ないよね。と思う人が居るかも知れませんが大きな間違いです。

このような相場が急変した場合は、ロスカットは機能せず、相場が落ち着いた時にロスカットされます。

要するに、このケースの場合は3,950pips暴落した後にロスカットされたのです。

勿論、それに耐えれた人も居るでしょうが、多くの人が証拠金をはるかに上回る損失を抱えてしまったのです。※もし不安があるようでしたら、国内FX業者に確認してみてください。

この事は稀(まれ)なケースではありますが、今後発生しないとも言い切れないのです。

それとは対象的なのが海外FX口座です。

海外業者には先に申し上げたゼロカットシステムと言うものがあります。

このシステムは、簡単に言うとどれだけ相場が急変しても証拠金以上の損失は発生しないというものです。

要するに、スイスフランショックの時、海外FX口座でスイスフラン/円をショートしていた人は、証拠金を失っただけでリスクを回避できたのです。

この事例からわかるように、「国内業者だから安心」と安易に考えていると、とんでもないリスクにさらされることもあるので、注意が必要です。

実際のところ「国内業者」をおススメ出来る人は、資金に余裕のある富裕層ぐらいなのかも知れませんね。

まとめ

これまでに、ハイレバレッジや国内業者の事について解説致しましたが、FXトレードを行う際はご自身の判断と責任でしなければなりません。

安易に、数字や感覚だけで取引をしてしまうと、とんでもないリスクにさらされる事もあるのです。

そして今回お伝えしたかった事を再度まとめます。

1)海外FX口座を作るときは「金融ライセンス」を確認 

2)レバレッジはリスクでは無く、リスクヘッジ(回避)の手段

3)ロスカットは完全ではない。ゼロカットシステムこそがトレーダーの求めるもの

これらの事を知るだけで、トレードに対する考え方は大きく変わると思います。

トレードで大事な資金を失う前に、今一度、ご自身の取引口座を見直してみては如何でしょうか?

記事の内容が多くなりましたが、ご不明な点がありましたらこちらまでお問い合わせください。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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