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【FXで稼げない】トレーダーが陥るチャート画面が出来るまで

考えかた

FXで勝ちたい(稼ぎたい)と思う事は、すべてのトレーダーが共有している目標です。

そして、現状の生活から早く脱却したいが為に猛勉強をはじめるトレーダーも多いはず。私もこれまでに、100冊以上の本は買って読みましたし、月刊誌も定期購読していたこともあるくらいです。

ただ、問題なのは「知識が備わったころ」に陥る罠(ワナ)に掛かってしまう事です。

そこで今回は【FXで稼げない】トレーダーが陥りやすいチャート画面について解説をしたいと思います。

知れば知るほど「目からウロコ」のインジケーター

勉強する一番の理由は「FXで勝ちたい(稼ぎたい)から」です。そして勝ちたい(稼ぎたい)衝動がこのうような行動で現れます。

① 勝ちたい(稼ぎたい)から勉強する

② 勝てないのはエントリーポイントが悪いからだと考える

③ 手あたり次第インジケーターを試してみる

④ 新しいインジケーターで「最初」は勝てる。「目からウロコ!」だとよろこぶ

⑤ ちょっと負けると別のインジケーターへ浮気する

⑥ 気づけばインジケーターだらけのチャート画面

⑦ 全く勝てない・稼げない

この様なことが現在FXで勝てない(稼げない)人には心当たりがあると思います。これこそが勝てない(稼げない)トレーダーが陥るチャート画面が出来るまでの流れです。

ここで、誤解してほしくないのはインジケーターをいっぱい使う事を否定しているのではありません。大事な事は「それぞのインジケーターの役目」を理解しているかということです。

【FXで稼げない】トレーダーはチャート画面の先をイメージしない

ほぼすべてのトレーダーが見ているローソク足。

チャート画面に表示されるインジケーターはそのローソク足の高値や安値・始り値や終り値などをそれぞれの計算式にあてはめグラフ化したものです。

トレーダーであれば誰もが知る常識ですが、ここで改めて認識する必要があるのはローソク足やインジケーターは現在と過去の状況が表示されているだけだと言う事です。

要するに、ローソク足やインジケーターで分かる事は「結果」だけです。

ただ、その結果を得たうえでチャート画面のその先をイメージするか?しないか?では大きな差が生まれるので、ここではチャート画面のその先をイメージする簡単な方法をご紹介します。

下のチャート画面はEUR/JPYの5分足チャートです。

※EUR/JPY5分足 ヒロセ通商チャート引用

陽線が表示されている事が分かりますが、この先をイメージすると下のチャート画面の様になります。

※EUR/JPY5分足 ヒロセ通商チャート引用

レンジ相場、上昇・下降相場のいずれにしても、ローソク足は波動を描きながら動きます。

このチャート画面を見てトレードをしようと考えるのであれば、水色線の様な波動をイメージする事が重要です。

FXで勝てない(稼がない)のであれば、このチャートが面の様なイメージを実際に描く事も効果的です。

勝てないトレーダーの多くが、この作業を疎かにしています。面倒な作業かも知れませんが、頭で分かっている事でも「イメージを描く」事はとても重要なのです。

参考までにこの先も確認しておきましょう。

※EUR/JPY5分足 ヒロセ通商チャート引用

結果は陽線が連続し上昇しています。

もちろん、この作業だけでエントリーする事は難しいですが、エントリーポイントを探したり根拠の無いエントリーが多いトレーダーにはおすすめです。

チャート画面は会議室。インジケーターは出席者。

インジケーターだらけのチャート画面がなぜ?ダメなのかを考えてみましょう。

1) あなたのチャート画面は「会議室」です。この会議をまとめるのは「あなた」。

2) 表示されたインジケーターは会議に参加している人たちだと思ってください。

※チャート画面を見ないでエントリーする人は例外。

◇イメージしながら考えてください。

※発言する人⇨インジケーター と置き換えて考えます。

この会議室ではとても重要な事が話されています。

「どうすればFXで勝てるのか?」についてです。

一人が「独自のエントリーポイント」について意見をしました。

しかし、それを聞いていたもう一人は「別のエントリーポイントの方が優位だ」と言いはじめます。

お互いが譲らない状況下で「どちらも違う!」と言い出すものまで現れました。

どの参加者の意見も「根拠があり、もっともな意見」である事に間違いは無いのですが、あなたは全員の意見をまとめる事が出来るのでしょうか?

インジケーターが示す「情報」は有益なものですが、情報が多すぎる事によってエントリーの判断を見誤る可能性も出てくることがあるのです。

自分に合ったインジケーターを探すことが重要

新しいインジケーターを表示すると最初は不思議と勝てるのですが、この理由も「会議の場面」をイメージすれば何となくわかります。

会議の場に置いて新しい人の意見は「取り入れられがち(注目されがち)」です。

最初は良い結果を招くのですが雲行きが怪しくなってくると「あいつの言う事は本当に大丈夫か?」と疑いを持ちはじめるのですが、このような経験はないでしょうか?

FXにおいても、最初は「そのインジケーターの良いところ」しか見えていない為、「勝てていると錯覚」をしてまうのですが、連敗が続くと「このインジケーターはダメだ」と直ぐに判断してしまうのです。※資金管理をしていればこんな事は起こりません(※資金管理について

十分な検討をしたうえでの判断であれば問題はないのですが、すこし結果が悪かった(少しの連敗)だけで「こいつの言う事は信用できない」とすぐ判断してしまうのは良くありません。

一人ひとりの意見(各インジケーター)を精査した上で、本当にダメなら次の意見(インジケーター)を取り入れる習慣を身につけることが重要なのです。

経営者の判断がぶれると会社は儲からない

インジケーター(社員)を信用できなければFXで稼ぐ事は難しい(会社は儲からない)でしょう。

あなたが見ているチャート画面は「あなたの会社」と思えば良いのです。

あなたがすべき事は、多くの人材を採用(インジケーターを採用)するまえに、一人ひとりの能力(一つ一つのインジケーター)を判断し、使えるか否かの判断に時間をかける必要があるという事です。

最初は結果が出なくても、磨けば光る原石は必ず見つかります。

この「原石を見つける作業」に稼げないトレーダーは気づいていないのです。

まとめ

チャート画面のイメージや、インジケーターの考え方について解説をして参りました。

トレンド系・オシレーター系と、インジケーターにはそれぞれに特徴(個性)があり、どれもが正しい「結果」を示してくれるのですが、自分に合ったインジケーターを見つける事がとても重要です。

少しの連敗だけで新しい手法やインジケーターを取り入れるより、何百回と検証を重ねる努力をする方が常勝トレーダーへの近道です。

検証を重ねた上で、会議室(チャート画面)には優秀な社員(インジケーター)をいっぱい参加させれば良いのです。

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この記事を書いている人
わくとん

専業トレーダーの「わくとん」です。
トレード歴は20年になります。
ポジションを長く持つのが苦手なので、チキン利食いとスキャルをこよなく愛しています。
プロではない?と自分では思いますが、初心者にFXを教えることは得意です。

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